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梨木香歩「ピスタチオ」
フリーライターの女性、棚。
日本での生活部分では身近な自然描写が目を惹く。アオクビアヒル・・・?思わず調べてしまった。へぇ。
アフリカから帰ってきて野性を感じたくて飼った犬。十年くらい経って病気をする。
そんな時期にまた、人の縁と流れに引かれてアフリカへ行くことになり、不思議な旅をする。
アフリカの呪術や、内戦、知人の死の謎。
物語としてまとめられているのに、読後感としては取りとめのない詩的な印象もぬぐいきれない。

一番心に残った部分、メモ代わり。
人の世の現実な営みなど、誰がどう生きたか、ということを直感的に語ろうとするとき、大して重要なことではない。物語が真実なのだ。死者の納得できる物語こそが、きっと。その人の人生に降った雨滴や吹いた風を受け止めるだけの、深い襞を持った物語が。
死者は物語を抱いて眠る。

棚は帰国後、「ピスタチオ」という少年の出てくる物語を書く。

吉村昭「高熱隧道」再読
高熱隧道の舞台である黒部峡谷・下の廊下を歩く機会に再読。
泡雪崩の現地を改めて自分の目で確認。
それとこの作品の’労働者の覚醒’というベクトルを当時の時代背景と重ね合わせてみることは興味深いと>解説より

横山秀夫「第三の時効」
刑事課3班の間の確執や各刑事の色濃い人物像が印象的。
3事件が立体的に描かれていて「警察組織」とその「組織構成員」があぶりだされている。
2012.10.05 / Top↑
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まとめ
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