湯内沢の興奮冷めやらぬ七夕の夕べは賀老高原でテント泊

夕暮れまでのひとときは魚と戯れてみた

酒の肴GET
心地よい疲労感の中、深酒することもなく


テントの外は満天の星だった





翌朝は朝日が沢床に差し込む前に、いざ出発!

わーい、滑が気持ちいい~

そこそこの緊張感を持って臨める滝が何度か出現。
水浴びするには涼しい気温なので、濡れない程度にほぼ直登。
下からも見えていたけれど、予想以上に早く雪渓出現

7月であろうと、雪渓周辺は早春であることには違いない。
下界の植生を2か月くらい巻き戻したかのような発芽と芽吹きがみずみずしい。
山の恵みも少々いただく。

沢が屈曲した先の雪の厚さは見えないけれど、慎重に上を行くしかない。
間隔をあけて、緊張しつつ歩を進める。

30mの大滝は前回は左岸から直登したのに、すっかり忘却の彼方。
とても登れるわけないと思い込んで観察もしなかった(反省)
で、右岸の灌木と岩のバンドを利用して枝沢に這い上がったのだが、ここが脆くていやらしい。
ラクを胸に受けて危うく事故るところだった。
実際には掴んだ草付を握りしめてふみとどまったのだが、落ちたかもしれない、という恐怖の残響が胸にこだまする。
平静に戻るまでの仲間のフォローがありがたかった。
シンプルに高捲くつもりだったが、枝沢が意外にしっかりと続いているので、沢身に下りる崖と雪渓を嫌って枝沢をしばらくたどった。
そんなところ、誰も行かないかな?と思ったが、さんまのかば焼きの空き缶が落ちていたので、他にも通った人がいるらしい。「さんまのかば焼き」で思い当たる人は約1名いるけれど・・・

笹が薄くなった辺りで本流に戻ろうとすると、またもや巨大な雪渓。
その上に熊の足跡も発見する。
雪渓の端は荒々しいけれど、M王さんのナイスルーファイに導かれ、本流(多分)に戻る。
写真の垂壁は左岸から楽に巻けた。
この先で山容が穏やかになってくる

源頭からは草原が広がる。
つい数日前まで雪に覆われていたような、昨秋の枯草原にところどころ若葉が芽吹いている
笹薮漕ぎは15分程度で再び草原になると、ほどなくして夏道に出た。
ところどころ笹の覆いかぶさる夏道。
この辺に出てきたら、登山道に気付けないかもしれない?!なんて思いながら、山頂へ向かう。

力を合わせて山頂ゲット!

予想以上に充実の遡行に満足いたしました。二日間、同行してくださった皆様どうもありがとうございました!
iさんkさん、写真使わせていただきました。

夏道下山。新鮮なシラネアオイがまだ咲いていた

夕暮れまでのひとときは魚と戯れてみた

酒の肴GET

心地よい疲労感の中、深酒することもなく



テントの外は満天の星だった






翌朝は朝日が沢床に差し込む前に、いざ出発!

わーい、滑が気持ちいい~

そこそこの緊張感を持って臨める滝が何度か出現。
水浴びするには涼しい気温なので、濡れない程度にほぼ直登。
下からも見えていたけれど、予想以上に早く雪渓出現

7月であろうと、雪渓周辺は早春であることには違いない。
下界の植生を2か月くらい巻き戻したかのような発芽と芽吹きがみずみずしい。
山の恵みも少々いただく。

沢が屈曲した先の雪の厚さは見えないけれど、慎重に上を行くしかない。
間隔をあけて、緊張しつつ歩を進める。

30mの大滝は前回は左岸から直登したのに、すっかり忘却の彼方。
とても登れるわけないと思い込んで観察もしなかった(反省)
で、右岸の灌木と岩のバンドを利用して枝沢に這い上がったのだが、ここが脆くていやらしい。
ラクを胸に受けて危うく事故るところだった。
実際には掴んだ草付を握りしめてふみとどまったのだが、落ちたかもしれない、という恐怖の残響が胸にこだまする。
平静に戻るまでの仲間のフォローがありがたかった。
シンプルに高捲くつもりだったが、枝沢が意外にしっかりと続いているので、沢身に下りる崖と雪渓を嫌って枝沢をしばらくたどった。
そんなところ、誰も行かないかな?と思ったが、さんまのかば焼きの空き缶が落ちていたので、他にも通った人がいるらしい。「さんまのかば焼き」で思い当たる人は約1名いるけれど・・・

笹が薄くなった辺りで本流に戻ろうとすると、またもや巨大な雪渓。
その上に熊の足跡も発見する。
雪渓の端は荒々しいけれど、M王さんのナイスルーファイに導かれ、本流(多分)に戻る。
写真の垂壁は左岸から楽に巻けた。
この先で山容が穏やかになってくる


源頭からは草原が広がる。
つい数日前まで雪に覆われていたような、昨秋の枯草原にところどころ若葉が芽吹いている
笹薮漕ぎは15分程度で再び草原になると、ほどなくして夏道に出た。
ところどころ笹の覆いかぶさる夏道。
この辺に出てきたら、登山道に気付けないかもしれない?!なんて思いながら、山頂へ向かう。

力を合わせて山頂ゲット!


予想以上に充実の遡行に満足いたしました。二日間、同行してくださった皆様どうもありがとうございました!
iさんkさん、写真使わせていただきました。

夏道下山。新鮮なシラネアオイがまだ咲いていた

2012.07.12 / Top↑
こざるん
kouichiさん>やっぱり!なんとな~く、そんな気もしてましたw
積丹エリアの沢情報検索してたら、記録見つけましたよ(^_-)ー☆
積丹エリアの沢情報検索してたら、記録見つけましたよ(^_-)ー☆
2012/07/18 Wed 09:07 URL [ Edit ]
はは・・(笑)名のってなかった
オオルリことkouichiです
オオルリことkouichiです
2012/07/17 Tue 21:24 URL [ Edit ]
こざるん
どちら様か分かりませんが、コメントありがとうございます。
680Coくらいで林道と交差する支流なので、南東面直登沢と私は呼んでいます。
某・北海道の沢のガイド本3冊目にも出ている沢です。
数年前の9月に遡行した際は雪渓も皆無で素直に登れましたよ。
雪渓の有無、高巻きをするかしないかなどで沢はその都度、条件が違うなぁ、と改めて沢登の奥深さを感じた山行でした。
680Coくらいで林道と交差する支流なので、南東面直登沢と私は呼んでいます。
某・北海道の沢のガイド本3冊目にも出ている沢です。
数年前の9月に遡行した際は雪渓も皆無で素直に登れましたよ。
雪渓の有無、高巻きをするかしないかなどで沢はその都度、条件が違うなぁ、と改めて沢登の奥深さを感じた山行でした。
2012/07/17 Tue 09:17 URL [ Edit ]
南面直登沢・・と違うのかかなぁ
私も過去遡行して忘却の彼方なんだけれど、
そんなに難しくはなかったような気がするが、
今の力では難しいのかも・・
さんまの蒲焼缶、
オイラもちょっと記憶がある(笑)
私も過去遡行して忘却の彼方なんだけれど、
そんなに難しくはなかったような気がするが、
今の力では難しいのかも・・
さんまの蒲焼缶、
オイラもちょっと記憶がある(笑)
2012/07/16 Mon 22:54 URL [ Edit ]
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