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北海道のみ天候に恵まれなかった三連休。
それでもまだマシそうな道東へと足を伸ばした。

プチトリップは後ほどUPするとして、まずは二の沢からの斜里岳。
十数年振りの登山口は山小屋も驚くほど綺麗になっており、さすが連休の百名山!といえる賑わい。
しばらくは登山道どおりに進む。
新道との分岐を過ぎると一の沢(旧道)と二の沢の出合いがあるはずなのに、、、ウロウロと探して30分ほどロス。

二の沢に入って歩を進めると、突然巨岩と岩壁が現れる。
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巨岩の右奥に進むと、核心その1。

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残置ボルトを利用して相方が進むが、見えない先でなかなか苦労している様子。
確保できる支点までザイルが足りないとのことで、結局戻って右岸を高巻いた。
ちょっとここは残念。せめて30mザイルを持っていれば・・・

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両側の岩壁が切り立っている。
山の懐深いところまで踏み込んでいることを実感すると、嫌がおうにも自分がいかにちっぽけかということも感じる。
真っ暗な中で夜空を見上げ、宇宙をじかに感じるのと、ちょっと似ている。
心拍数が上がる。

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次から次に細い直瀑が続く。コレも高巻いた。

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最後の核心は巨岩の脇のオーバーハングだけど、残置のアブミを使わせてもらってクリア。
(まぁ、トップは相方に行ってもらったのだけど

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こ~んな「胎内くぐり」みたいなところは、ザックをおろして体ひとつだけがやっと通る。
お腹がつっかえるひとは通れません

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上流に行くに従い、滝の斜度が少しだけゆるくなる、、かな。

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源頭手前のお花畑。幻想的だけど、絶対に羆の餌場ですね。ちょっとお邪魔しますよ・・・と。

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藪を漕いでいくと、岩峰が見えてくる。

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最後は岩登り気味に稜線に出ると、玉石の沢ルートに合流。鎖場を経由して山頂へ出た。

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14時到着。「あれ~?誰もいないの~?」と大声を出す私。
百名山の山頂の向こうから、ヘルメットとガチャを身に着けて現れるチャンスなんて、そうない。
「えー?!どっから登って来たの?」って言われたかったのだ(笑)

しかしこの一言が、あとで恐ろしいことを招いていたとは・・・(?)

山頂でしばし休憩していると、少しガスが晴れ、下の祠ピークに3~4人の人影が見えた。
祠の周りに座って休んでいるようで、声も聞こえる。
さっきの大声が聞こえてしまったのだろうな、、、とちょっと恥ずかしかったけれど、程なくして先に下りていった(はず)

下りには旧道(沢道)を使った。雨のせいか、時間帯のせいか、誰とも会わない。
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旧道:一般ルートだけど、沢登り気分を味わえます。このときはかなり増水中。
そりゃ、夏靴の人は誰も来ないわ・・・

朝の登山口の賑わいが嘘のようだ。

そしてその時、相方が信じられないことを言い出した。

「さっきの山頂から見えた人たちさ、幽霊だよ」
「まった~、ナニいってんの?どうせ私を怖がらせようとしてるんでしょ
「だって、オレ等のスピードなのに、どこまで行っても追いつかないじゃん」

確かにここの旧道と新道は山の中腹で分かれているだけで、山頂部も登山口から1時間ほども同じ道を通る。
まぁ、多少タイミングがずれても、どこかで再会してもおかしくはない。
私は今でも信じていないし、事の真相なんてわかるわけもないのだけど・・・

帰りは別の意味で心拍数が上がってしまうのだった。



あ、もしかして、吊橋効果狙ってない・・・?(爆)

追記;いや、書きたかったのはそんなオチではなかったw
この山は新道、旧道の表情の違いもさることながら、去年の春滑った根北峠からの斜面も素敵だったし、二の沢はなかなかに面白い沢だった。ひとつの山をいろんな角度から・・・っていいよね
2011.07.20 / Top↑
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