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「背の目」道尾秀介著
私の本棚Bずさんのmixi日記で知って、手に取った1冊。
ホラーサスペンス大賞(今はもうない新人文学賞)で特別賞を受賞した作品(2004)。
次々に死ぬ人の背中に目が現れるあたりがホラーかな。。
基本的にエロ・グロ・ナンセンス、スプラッタ、ホラーは好きじゃないんだけど、この本は人の愛情や優しさが随所に見てとれて、割と大丈夫だった。
何よりも、これだけの大作を書いた著者が私より若いということに驚き。
この人は最近では直木賞候補にもなってるらしい。

特別賞、でこれだけの完成度なんだから、大賞はもっとすごいのかな?と思って、同年の大賞作品
「九月が永遠に続けば」沼田まほかる著も読んでみた。
こっちはまさしくエロ・グロ・ナンセンスって感じで、私の食指は動かない。
というか、気分が悪くなるような内容だった。
それでも一気に読ませる力を持っているところが受賞に繋がったのかしら?
まあ、小説でこそこういうアブノーマルな世界を読みたい、というのは人間共通の好奇心(?)なのかも知れないですね。

自分ぐらいの読書数(年間数十冊)だと、新人賞モノで冒険するよりは、確かな作家の本を読んでいる方が気分的には楽だけど、たまにはこういう刺激も面白いと思うのでした。
2010.01.14 / Top↑
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