天気ともろもろの条件を勘案して、この週末は新信砂川からの暑寒別岳へ。
「信砂=のぶしゃ」という地名はJR留萌本線の昨年廃線になった部分にあった駅名でもある。
一昨年、乗りに行ったときに、当然気になっていた川名でもあり。
数年前、単独でピークからその源頭を滑った斜面でもあり、いつかは遡行したい沢でした。
ヒャッホ~!
箸別登山口に自分の車をデポして、新信砂川沿いの林道を仲間の車で進む。
林道入り口で少々迷って、茂み(←結構半端ない。出てきたときには自衛隊のカモフラージュ車みたいになっちゃった)
に行く手を阻まれてCo215から歩き出したのは13:00

この日は適当なテン場のあるところまで、と気を抜いてあまり軽量化もせずに歩いてしまったけど、ちょっと失敗だった。
古いフェルト靴がグズグズ、足元とられてバッシャーン。背中が重くて立ち上がれなーーっい。トホホ~

まあ、乾くからいいんだけど。
予定よりもだいぶ手前のCo480で河原に平地をみつける。
ビヤガーデンよりも、どんな高級なお酒よりも、ここでこうやって飲むお酒が一番おいしいね、なんて話をしながらの、今季初、沢キャンプ。
夜も更けると、頭上は満天の星に彩られていました。
慣れてはいるはずなのに、沢音を聴きながらの睡眠は時々目が覚める。
何かの足音がする気がするのだ。
我ながら気が小さいなぁ、、なんて思っていたのだけど。
翌朝、付近には色々と動物の痕跡がありました。気のせいじゃなかったかも。。。
枕付きエアマットで寝たHちゃんはぐっすりだったって。ちょっと欲しいかも。モ〇ベル。

570二股までは滝も皆無なんだと思っていたら、多少はあるのね。
ヘロヘロの昨日、無理して歩かずによかった。もっとずぶ濡れになってるとこだったわー
食料分がガクっと減ったので、今日は足取りも軽快っす。


暑寒別岳はあまり火山というイメージがなかったけれど、この滝の右岸は支笏火山周辺によく見るような岩の雰囲気。

Co570二股を過ぎてしばらくすると、早くも山頂方向が見えてきます。
空のひらけた、気持ちの良い沢だ。
日高や道南のおどろおどろしいゴルジュだらけの沢とは対照的。
その分、距離に比してクライミング的な楽しみは少ない。(かも?いや、充分かな)


北東向きなので、朝から背後にしっかりと日の光を浴びて。

ちょっと深い釜もあり。身体がよく冷えます~

こういうところにいるだけで楽しい気分になる

みんなお猿さんです?!


Co1000の大滝だけは高巻き。右岸から。ザイルは使わずに済んだ。

これは中ほどを直登。全般的にわりとフェルトでフリクションがきく。
滝はおおよそ終了。

Co1170くらいで伏流になって、しばし沢型をいくと花畑へ出た。

ロックガーデンを登りながら振り返る。尾根歩きと異なり、その山の懐に抱かれている感じがいい。
山滑走もそうだけれど、つけられた登山道を辿るのとは違った、山の奥深くに居る実感が好きだなぁ。

アオノツガザクラもまだ残ってました。

チングルマはもう毛に変わっている。
源頭らしい植物たち。

ウメバチソウ。。。などと、急登の疲れ、花見て自分をごまかす。

昨夏、沢詰めた群別岳(右)からその昔、稜線を辿った尾白利加(左)、数か月前に名前を教えてもらったホンジャマ平もよく見えてる。このブログにも書いた3月に登った知来岳も見えている。
自分のなかの地図が平面でつながっていくのが嬉しい。

夏の暑寒別岳山頂は何年振りだろう?
もしかしてポンショカンベツ川を遡行した以来かも。。13年・・・?(ガーン)

カワラナデシコが印象的。

下りで見つけたけれど、白い個体もあるんですか?!ただ色が抜けただけにしては真っ白。
噂通りのお花畑と、遠くに雨竜沼湿原を見ながら下山。
初めて歩く箸別コースはとぉても長く、久々に履いた地下足袋が辛かっただヨ。
いろんな要素がぎゅぎゅっと詰まった、よい沢旅となりました♪

「信砂=のぶしゃ」という地名はJR留萌本線の昨年廃線になった部分にあった駅名でもある。
一昨年、乗りに行ったときに、当然気になっていた川名でもあり。
数年前、単独でピークからその源頭を滑った斜面でもあり、いつかは遡行したい沢でした。
ヒャッホ~!
箸別登山口に自分の車をデポして、新信砂川沿いの林道を仲間の車で進む。
林道入り口で少々迷って、茂み(←結構半端ない。出てきたときには自衛隊のカモフラージュ車みたいになっちゃった)
に行く手を阻まれてCo215から歩き出したのは13:00

この日は適当なテン場のあるところまで、と気を抜いてあまり軽量化もせずに歩いてしまったけど、ちょっと失敗だった。
古いフェルト靴がグズグズ、足元とられてバッシャーン。背中が重くて立ち上がれなーーっい。トホホ~

まあ、乾くからいいんだけど。
予定よりもだいぶ手前のCo480で河原に平地をみつける。
ビヤガーデンよりも、どんな高級なお酒よりも、ここでこうやって飲むお酒が一番おいしいね、なんて話をしながらの、今季初、沢キャンプ。
夜も更けると、頭上は満天の星に彩られていました。
慣れてはいるはずなのに、沢音を聴きながらの睡眠は時々目が覚める。
何かの足音がする気がするのだ。
我ながら気が小さいなぁ、、なんて思っていたのだけど。
翌朝、付近には色々と動物の痕跡がありました。気のせいじゃなかったかも。。。
枕付きエアマットで寝たHちゃんはぐっすりだったって。ちょっと欲しいかも。モ〇ベル。

570二股までは滝も皆無なんだと思っていたら、多少はあるのね。
ヘロヘロの昨日、無理して歩かずによかった。もっとずぶ濡れになってるとこだったわー
食料分がガクっと減ったので、今日は足取りも軽快っす。


暑寒別岳はあまり火山というイメージがなかったけれど、この滝の右岸は支笏火山周辺によく見るような岩の雰囲気。

Co570二股を過ぎてしばらくすると、早くも山頂方向が見えてきます。
空のひらけた、気持ちの良い沢だ。
日高や道南のおどろおどろしいゴルジュだらけの沢とは対照的。
その分、距離に比してクライミング的な楽しみは少ない。(かも?いや、充分かな)


北東向きなので、朝から背後にしっかりと日の光を浴びて。

ちょっと深い釜もあり。身体がよく冷えます~

こういうところにいるだけで楽しい気分になる

みんなお猿さんです?!


Co1000の大滝だけは高巻き。右岸から。ザイルは使わずに済んだ。

これは中ほどを直登。全般的にわりとフェルトでフリクションがきく。
滝はおおよそ終了。

Co1170くらいで伏流になって、しばし沢型をいくと花畑へ出た。

ロックガーデンを登りながら振り返る。尾根歩きと異なり、その山の懐に抱かれている感じがいい。
山滑走もそうだけれど、つけられた登山道を辿るのとは違った、山の奥深くに居る実感が好きだなぁ。

アオノツガザクラもまだ残ってました。

チングルマはもう毛に変わっている。
源頭らしい植物たち。

ウメバチソウ。。。などと、急登の疲れ、花見て自分をごまかす。

昨夏、沢詰めた群別岳(右)からその昔、稜線を辿った尾白利加(左)、数か月前に名前を教えてもらったホンジャマ平もよく見えてる。このブログにも書いた3月に登った知来岳も見えている。
自分のなかの地図が平面でつながっていくのが嬉しい。

夏の暑寒別岳山頂は何年振りだろう?
もしかしてポンショカンベツ川を遡行した以来かも。。13年・・・?(ガーン)

カワラナデシコが印象的。

下りで見つけたけれど、白い個体もあるんですか?!ただ色が抜けただけにしては真っ白。
噂通りのお花畑と、遠くに雨竜沼湿原を見ながら下山。
初めて歩く箸別コースはとぉても長く、久々に履いた地下足袋が辛かっただヨ。
いろんな要素がぎゅぎゅっと詰まった、よい沢旅となりました♪

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2017.08.02 / Top↑
綺麗と噂の飛生川。
この滝↓を眺めたくて、とりあえず沢はじめに散歩してきました。


Co87の橋から入渓してしばらく行くと、それっぽい渓相になってくる

左岸の上の岩がせり出していて、今の瞬間、大地震来たら嫌!
(ま、沢はどこでもそうだけど)

だんだんそれっぽくなってくる
ゴムソールの沢靴の方がフリクションがいい

苔が綺麗な沢です
下界は30℃こえそうな猛暑日。
徐々に身体が冷えてきます。


ちょっと深いと足がつかない
流されないようにホールドをキープ

160二股の少し手前のゴルジュ。
左岸寄りを泳いで取りつこうとしたけれど、寒さに震えててづまりに。
この夏の間に再訪したいな・・・
この滝↓を眺めたくて、とりあえず沢はじめに散歩してきました。


Co87の橋から入渓してしばらく行くと、それっぽい渓相になってくる

左岸の上の岩がせり出していて、今の瞬間、大地震来たら嫌!
(ま、沢はどこでもそうだけど)

だんだんそれっぽくなってくる
ゴムソールの沢靴の方がフリクションがいい

苔が綺麗な沢です
下界は30℃こえそうな猛暑日。
徐々に身体が冷えてきます。


ちょっと深いと足がつかない
流されないようにホールドをキープ

160二股の少し手前のゴルジュ。
左岸寄りを泳いで取りつこうとしたけれど、寒さに震えててづまりに。
この夏の間に再訪したいな・・・
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