天気予報もパッとしない日曜日だったが、釣り師Pさんにお願いして連れてってもらった、日高山脈の向こう側。
この辺、羆の気配濃いんだよね~、とは聞いていたものの二人だし、リラックスして釣り業にいそしんでいたのだが…
ちょっと離れた場所にいるPさんが急に笛を激しく吹く。
え?!まさか
と思って声の届くところまで行くと、熊臭したとのこと。
ちょうどその時我々の中間地点にあった岩にはでっかい水しぶきが…
↓

周辺のフキも倒れてるし
だいぶ至近距離にいらしたようですね
さすがにこの場所は撤退して、別のポイントへ。
先週の雨で釣り場復活を期待したのだけど、どこも水深が浅い。
苦戦中にPさんにまとわりついたカジカ君。

いつみてもキュートだわ。

私は小ぶりでリリースするかキープするか迷うようなヤマメばかり
それでも水の流れを感じながら川辺にたたずんでいるのは気持ちがいい

Pさんが釣り上げたイワナ君は尺手前。
日高を背景に遠火の焚火で焼きました。美味!
日帰りだけど、珈琲淹れて河原でDAYキャンプ。結構好きだったりする。

私の釣果は家で素揚げ&竜田揚げになりましたとさ。
この辺、羆の気配濃いんだよね~、とは聞いていたものの二人だし、リラックスして釣り業にいそしんでいたのだが…
ちょっと離れた場所にいるPさんが急に笛を激しく吹く。
え?!まさか

ちょうどその時我々の中間地点にあった岩にはでっかい水しぶきが…
↓

周辺のフキも倒れてるし


さすがにこの場所は撤退して、別のポイントへ。
先週の雨で釣り場復活を期待したのだけど、どこも水深が浅い。
苦戦中にPさんにまとわりついたカジカ君。

いつみてもキュートだわ。

私は小ぶりでリリースするかキープするか迷うようなヤマメばかり
それでも水の流れを感じながら川辺にたたずんでいるのは気持ちがいい

Pさんが釣り上げたイワナ君は尺手前。
日高を背景に遠火の焚火で焼きました。美味!
日帰りだけど、珈琲淹れて河原でDAYキャンプ。結構好きだったりする。

私の釣果は家で素揚げ&竜田揚げになりましたとさ。
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2012.08.07 / Top↑
近郊日帰り未遡行という条件から選んだ沢だったのだが…

ラルマナイ林道は少し先で崩壊、工事中でゲートは閉まっている。(激しく崩壊してるので、物理的にも車の通行は不可能)C370二股の橋から入渓。

札幌軟石に似て見える左岸は凝結していない火山灰?蟻地獄のようにもろもろ。

河原歩きが続く

ようやく滝といえるものが出現。写真からは切れているが、右はまるで人工的にスパッと切ったような岩が印象的。釜は少し深い。

右岸から行けば何でもないが、knさんは左岸の真っ平ツルツル斜面を攻める!

赤い岩に緑の釜。これもちょいと深い。魚影も濃い。右岸からヘツリっぽく上がる。

この日唯一、クライミング的な動きをした一瞬。

車のドリンクホルダーみたい!

林道下の土管

滑滝もあるけれど、どれも落石で埋まってしまったような…
結局ほぼ何もないまま平坦地に突入する

空沼近くまで来ると標高差もほとんどなくなり、ちょっと迷う。
水芭蕉の群生は昔さまよった熱帯雨林のクワズイモ畑を思い出した。(決して残留日本兵だったわけではない)

水線を辿ったら意外にすんなりと出た、空沼。山名は「そらぬま岳」だけど、この沼は「からぬま」というらしい。水位は足首くらいまでで砂利の上に水がたまっている。静かで不思議な風景。
鬱蒼とした沢を詰めてきて、ぱっと視界が開ける瞬間は感動的。
本日の核心はこれ以降の藪漕ぎ。ganさんの本には稜線上のハイマツ漕ぎのことが強調されているが、コルまでの笹薮も結構手ごわかった。

稜線から見下ろした空沼
笹からハイマツに突入し、しばらく行くと平坦になる。
平坦地は難しいだろうな。。。と思っていたら、足元に刈分け跡と頻繁なピンクテープに救われた。

札幌の街並みがよく見える山頂です!
もしかして夏の山頂は初めてかも。。。万計沼までは幾度となく来ているのに(笑)

今日は豪華・マサお手製の山頂タイカレーです

やたらと人間の周りにまとわりつくシマリス。
最近、人の多い山頂ではよく見かけるのだが、どう考えても食べ物を与えている登山者がいるせいとしか思えない。リス(野生動物すべて)にとって、人間の食物は毒ではあっても栄養に非ず。
このリスたちも内臓をひどく痛めているに違いない。可哀そうなことだ。
ちょろちょろ動くさまを見ていると、その辺に生えているカヤ類の穂をモグモグしていた。か、かわいい。。。
そう、それが君たちのごはんだよね

下山路では真簾沼を岸辺から眺める。あの辺りで雪訓した、とknさんの高校山岳部の思い出は札幌近郊随所にあるみたい。憧れるな~
万計小屋で一息ついて、さぁ下山、という時に小屋から七輪を持って出てきたのが、なんとびっくりD魔人でした

お仲間との宴にお誘いいただき、ちゃっかりお邪魔しました
沼を眺めながら七輪でイカを焼く~なんて風流な。
予定外の嬉しい1時間が経過し、ほぼ小走りに下山。暗くなる直前に車到着~
沢の渓相も忘れてしまうくらい楽しい一日となったのでした
ちゃんちゃん♪

ラルマナイ林道は少し先で崩壊、工事中でゲートは閉まっている。(激しく崩壊してるので、物理的にも車の通行は不可能)C370二股の橋から入渓。

札幌軟石に似て見える左岸は凝結していない火山灰?蟻地獄のようにもろもろ。

河原歩きが続く

ようやく滝といえるものが出現。写真からは切れているが、右はまるで人工的にスパッと切ったような岩が印象的。釜は少し深い。

右岸から行けば何でもないが、knさんは左岸の真っ平ツルツル斜面を攻める!

赤い岩に緑の釜。これもちょいと深い。魚影も濃い。右岸からヘツリっぽく上がる。

この日唯一、クライミング的な動きをした一瞬。

車のドリンクホルダーみたい!

林道下の土管

滑滝もあるけれど、どれも落石で埋まってしまったような…
結局ほぼ何もないまま平坦地に突入する

空沼近くまで来ると標高差もほとんどなくなり、ちょっと迷う。
水芭蕉の群生は昔さまよった熱帯雨林のクワズイモ畑を思い出した。(決して残留日本兵だったわけではない)

水線を辿ったら意外にすんなりと出た、空沼。山名は「そらぬま岳」だけど、この沼は「からぬま」というらしい。水位は足首くらいまでで砂利の上に水がたまっている。静かで不思議な風景。
鬱蒼とした沢を詰めてきて、ぱっと視界が開ける瞬間は感動的。
本日の核心はこれ以降の藪漕ぎ。ganさんの本には稜線上のハイマツ漕ぎのことが強調されているが、コルまでの笹薮も結構手ごわかった。

稜線から見下ろした空沼
笹からハイマツに突入し、しばらく行くと平坦になる。
平坦地は難しいだろうな。。。と思っていたら、足元に刈分け跡と頻繁なピンクテープに救われた。

札幌の街並みがよく見える山頂です!
もしかして夏の山頂は初めてかも。。。万計沼までは幾度となく来ているのに(笑)

今日は豪華・マサお手製の山頂タイカレーです


やたらと人間の周りにまとわりつくシマリス。
最近、人の多い山頂ではよく見かけるのだが、どう考えても食べ物を与えている登山者がいるせいとしか思えない。リス(野生動物すべて)にとって、人間の食物は毒ではあっても栄養に非ず。
このリスたちも内臓をひどく痛めているに違いない。可哀そうなことだ。
ちょろちょろ動くさまを見ていると、その辺に生えているカヤ類の穂をモグモグしていた。か、かわいい。。。
そう、それが君たちのごはんだよね


下山路では真簾沼を岸辺から眺める。あの辺りで雪訓した、とknさんの高校山岳部の思い出は札幌近郊随所にあるみたい。憧れるな~
万計小屋で一息ついて、さぁ下山、という時に小屋から七輪を持って出てきたのが、なんとびっくりD魔人でした


お仲間との宴にお誘いいただき、ちゃっかりお邪魔しました

沼を眺めながら七輪でイカを焼く~なんて風流な。
予定外の嬉しい1時間が経過し、ほぼ小走りに下山。暗くなる直前に車到着~

沢の渓相も忘れてしまうくらい楽しい一日となったのでした

2012.08.07 / Top↑
クワウンナイ山行で見た花達をこちらにまとめます。

すっくと顔を出したキンバイの仲間(チシマノキンバイソウ?)一瞬、ん?葉っぱがヘン!と思ってしまった。

その葉っぱ群。デザイン的でとても美しい&かわいい。今回の私の一番のお気に入り
正体は↓

イワイチョウ
縮れた花弁が可憐だわ~

チングルマの毛も表情があって好き

ついこの前まで雪田が残ってたエリアはまだ花をつけていました
子どもの頃はこれが咲いてる時期はまだ夏休みじゃないからチングルマといえば「毛」だったよね、なんて笑い話。

よぉく見ると、毛が立つ前のチングルマのガクって星形でかわいいのね。

エゾノマルバシモツケ
あっ、そうか、先週のシモツケソウはシモツケと似て非なるもの、の復習。

チシマツガザクラ これも大好きなんだけどすっかり名前は忘却の彼方

エゾカンゾウ なんだか下界みたいだなぁ

これも源頭で見た、エゾヒメクワガタかな?

これのファン多いですね、コマクサ。わざわざ移植することはないと思うけど・・・

リンネソウというらしい。すっかりタヌキモ科だと勘違いしてた
輪廻、とは関係なく人名からきてる名前。を
シベリウスのピアノ曲でこの名前がついたものがあるそうな。今度聴いてみよう

イワヒゲ。初めて名前を知った時吹き出した。確かに髭だけどぉ・・・

イワギキョウ?チシマギキョウ?
ウラシマツツジの葉とのコラボがなんとなく蓄音機を思わせます(…?)

さぁ~、こりゃなんだ。
湿原、ラン科、のキーワードでググって、暫定ホソバノキソチドリ(笑)

ギボウシ これも下界的 生け花の花材で使ったことあるよ
お天気、眺望はイマイチでもこれだけ花があると夏道も楽しめました。
さすがハイシーズンの大雪山

すっくと顔を出したキンバイの仲間(チシマノキンバイソウ?)一瞬、ん?葉っぱがヘン!と思ってしまった。

その葉っぱ群。デザイン的でとても美しい&かわいい。今回の私の一番のお気に入り


イワイチョウ
縮れた花弁が可憐だわ~

チングルマの毛も表情があって好き

ついこの前まで雪田が残ってたエリアはまだ花をつけていました
子どもの頃はこれが咲いてる時期はまだ夏休みじゃないからチングルマといえば「毛」だったよね、なんて笑い話。

よぉく見ると、毛が立つ前のチングルマのガクって星形でかわいいのね。

エゾノマルバシモツケ
あっ、そうか、先週のシモツケソウはシモツケと似て非なるもの、の復習。

チシマツガザクラ これも大好きなんだけどすっかり名前は忘却の彼方


エゾカンゾウ なんだか下界みたいだなぁ

これも源頭で見た、エゾヒメクワガタかな?

これのファン多いですね、コマクサ。わざわざ移植することはないと思うけど・・・

リンネソウというらしい。すっかりタヌキモ科だと勘違いしてた

輪廻、とは関係なく人名からきてる名前。を



イワヒゲ。初めて名前を知った時吹き出した。確かに髭だけどぉ・・・

イワギキョウ?チシマギキョウ?
ウラシマツツジの葉とのコラボがなんとなく蓄音機を思わせます(…?)

さぁ~、こりゃなんだ。
湿原、ラン科、のキーワードでググって、暫定ホソバノキソチドリ(笑)

ギボウシ これも下界的 生け花の花材で使ったことあるよ
お天気、眺望はイマイチでもこれだけ花があると夏道も楽しめました。
さすがハイシーズンの大雪山

2012.08.02 / Top↑
滝の瀬いいとこ一度はおいで♪なんて替え歌は聞いたことないが、やっぱり一度は行ってみたかったクワウンナイ川。
過去2度は同行者の捻挫と増水で途中撤退している。
天人峡駐車場で満天の星空の元、前夜祭。Tさんの豪華6人用テントのあずましいこと。。。

どうやら今回は水量も普段の半分くらいらしい。
これで半分なのだから、普通の時の水位の高さを想像して少し驚く。
これだけの標高にいながら地形図の水線が幅を持っているのも大河(?)の証拠か。
前半は河原・ゴーロ・鹿道歩き。
5時間で魚留の滝へ

Yさんが道すがら捕まえておいてくれたトンボを餌に竿を出すと、わずかな時間で3匹のオショロコマ。
1匹は抱卵してた。ゴメンネ
イワナの仲間とは言うけれど、釣り上げた時の動きはオショロの方がかなり激しい。そして皆目を真っ赤にするので、ちょっとコワイ。身体はずんぐりして釣った実感があるし、朱点がいいですね
魚留の滝ではそうめんをいただいて、彼らはテン場まで持ち上がりました。

魚留を上がると滑滝が広がり、思わず歓声を漏らしてしまう。ここから先が噂に名高い滝の瀬13丁らしい。


集合写真に入るために走る(?)

滑床に生える苔と緑が綺麗。今でも充分に綺麗だけど、以前はもっとびっしり生えていたそうだ。

渓相も表情に富んで飽きさせない。以前行った、森吉・桃洞渓谷を思い出した。
難しくはないけれど、気を抜くとつるっと滑りやすい。
これは確かに2倍に増水したらなかなか手ごわい滑だわ。。。過去に事故があったのもうなずける。

右の簾の滝は支流だった。事前にネットで見て、こんなのどこから登るのかなぁ・・・って心配してたのだけど(笑)

ハングの滝。迫力あり。高巻きには残置あり。さすがメジャールート。

源頭に近づくと、一気にお花畑が広がる。このあたりからガスの中へ突入。

振り返ると、広々とした風景と遠景。大きな山へきていることを実感する。

本日の宴会場兼ねぐら。
結局翌朝までガスが晴れることはなかったけれど、さほど冷え込むこともなく快眠。

この日唯一のピーク・化雲岳 稜線の下はまだ雪渓がびっちり

チングルマのお花畑に感動しつつ

天人峡への下りなんて、ただ長いだけだと思っていたけれど、お花畑あり、木道の湿原あり、で目を楽しませてくれる。大雪の盛夏の夏道を歩いたのはかなり久しぶりで新鮮でした。

羽衣の滝が見えて、長かった下山も終了~
過去2度は同行者の捻挫と増水で途中撤退している。
天人峡駐車場で満天の星空の元、前夜祭。Tさんの豪華6人用テントのあずましいこと。。。

どうやら今回は水量も普段の半分くらいらしい。
これで半分なのだから、普通の時の水位の高さを想像して少し驚く。
これだけの標高にいながら地形図の水線が幅を持っているのも大河(?)の証拠か。
前半は河原・ゴーロ・鹿道歩き。
5時間で魚留の滝へ

Yさんが道すがら捕まえておいてくれたトンボを餌に竿を出すと、わずかな時間で3匹のオショロコマ。
1匹は抱卵してた。ゴメンネ

イワナの仲間とは言うけれど、釣り上げた時の動きはオショロの方がかなり激しい。そして皆目を真っ赤にするので、ちょっとコワイ。身体はずんぐりして釣った実感があるし、朱点がいいですね

魚留の滝ではそうめんをいただいて、彼らはテン場まで持ち上がりました。

魚留を上がると滑滝が広がり、思わず歓声を漏らしてしまう。ここから先が噂に名高い滝の瀬13丁らしい。


集合写真に入るために走る(?)

滑床に生える苔と緑が綺麗。今でも充分に綺麗だけど、以前はもっとびっしり生えていたそうだ。

渓相も表情に富んで飽きさせない。以前行った、森吉・桃洞渓谷を思い出した。
難しくはないけれど、気を抜くとつるっと滑りやすい。
これは確かに2倍に増水したらなかなか手ごわい滑だわ。。。過去に事故があったのもうなずける。

右の簾の滝は支流だった。事前にネットで見て、こんなのどこから登るのかなぁ・・・って心配してたのだけど(笑)

ハングの滝。迫力あり。高巻きには残置あり。さすがメジャールート。

源頭に近づくと、一気にお花畑が広がる。このあたりからガスの中へ突入。

振り返ると、広々とした風景と遠景。大きな山へきていることを実感する。

本日の宴会場兼ねぐら。
結局翌朝までガスが晴れることはなかったけれど、さほど冷え込むこともなく快眠。


この日唯一のピーク・化雲岳 稜線の下はまだ雪渓がびっちり

チングルマのお花畑に感動しつつ

天人峡への下りなんて、ただ長いだけだと思っていたけれど、お花畑あり、木道の湿原あり、で目を楽しませてくれる。大雪の盛夏の夏道を歩いたのはかなり久しぶりで新鮮でした。

羽衣の滝が見えて、長かった下山も終了~
2012.08.02 / Top↑
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