数年前から気になっていたニセコの沢。
C田さんSがちゃんに混ぜてもらって行ってきました。
前夜のうちにホタルが綺麗と噂のよしくに公園に陣取るも、微妙に人里に近い暗闇は却って怖くて、一人でホタル狩りには行かず・・・(案の定、夜中に若者どもが騒いでいた)
5時新見峠集合。まだ下弦の細い月が輝いている
日が短くなったなぁ・・・
入渓地点に2台を置いて、いざ出陣。
数日前の雨で若干増水しているようだが、遡行に問題はなさそう。
砂防ダムが多いらしく、一つ目の砂防を越えた所で左岸の林道跡に上がる。
程なく林道も終了してまた砂防ダムの連続である。
辟易、というほどではないけれど、9個の人工物を越えるのはちょっといただけない。(とはいえ、札的ほどではないw)
普段見るものとはちょっと違って↓こんな雪崩防止柵のような砂防ダムだった。


やっといい雰囲気になってきた

F2は二段の滝で、右からの支流も滝
きたきたきた~
とテンションも上がります。

釜も深く、右手前の岩壁は切り立っていて、なかなか険しい雰囲気。
雰囲気だけじゃなくて、高捲き実際厳しく、先行したC田さんからザイルをもらう。
普通ならここから、核心続く!!とくるところなのだけど・・・
一つ滝をクリアすると、また平凡な河原歩き、そして突如として本格的な滝が現れる。
この辺りの地形の特徴なのでしょうが、ちょっと不思議な感覚です。

ヘツリはどれもバランスを要求されて楽しめる
ふっふっふ、クライミングの成果を実感。

その後も続く、滝、滝、滝。
この辺りまでは谷底を歩いている気分だったけれど、一気に空が開ける。
山の端の向こうには、ニセコらしいたおやかな山容がのぞいている。
上から見ればなだらかで美しい山並みのこのエリアにも、こんなに険しい谷が潜んでいることを知っているのは沢屋だけなんじゃないかしら???なんて思ってしまう今日の沢。

軽快に登れた大滝。

本流以外からも湧水が豊富な沢。

そして最後にして最大の核心。まるで滑滝が突然途中で断絶したかのような形。
上からウォータースライダーしちゃったらまさに奈落の底へ落っこちますね
私もSがちゃんも大きく手前右岸からの高捲き、と読んだけれど。。。なんと!

忍者のC田さんはするすると左岸の岩壁を登っていくじゃありませんか
フリーソロだよ
すごい・・・なんて見とれている場合ではなく

自分も登らなくっちゃ。です。
確保してもらっているので、安全ではあるものの、それなりの垂壁に手をかける緊張感、ピリリ

上から見るとこんな感じ。
枝沢を少し登って、ぶっとい根曲りの藪漕ぎをこなして沢身に下りると、およそ核心は終了。
しばらく平和な沢床を歩いていくと

藪漕ぎも一切なく、湿原に出ます
今まで行ったことのある湿原に出る沢はおしなべて源頭が近づくと迷路のようにくねくねし、笹が覆いかぶさってきたが、ここはそんなことは全くなくて、軽快そのもの。
湿原の情緒を満喫です

オオバギボウシ@ピンボケと秋の空 モウセンゴケ@虫、食べちゃうぞ
帰りは縦走路から

目国内岳登頂。にわかにかなり前に来た冬景色のここを思い出す。

ちょうどアンヌプリと羊蹄が連なって見えました。
新見峠に明るいうちに下山できて終了。
C田さんのナイスリードとお馴染みのSがちゃん節に勇気づけられながら歩いた10時間。ありがとうございました!
美しさと険しさを兼ね備えたパンケ目国内沢、また今年の一名沢候補が増えてしまった
C田さんSがちゃんに混ぜてもらって行ってきました。
前夜のうちにホタルが綺麗と噂のよしくに公園に陣取るも、微妙に人里に近い暗闇は却って怖くて、一人でホタル狩りには行かず・・・(案の定、夜中に若者どもが騒いでいた)
5時新見峠集合。まだ下弦の細い月が輝いている

入渓地点に2台を置いて、いざ出陣。
数日前の雨で若干増水しているようだが、遡行に問題はなさそう。
砂防ダムが多いらしく、一つ目の砂防を越えた所で左岸の林道跡に上がる。
程なく林道も終了してまた砂防ダムの連続である。
辟易、というほどではないけれど、9個の人工物を越えるのはちょっといただけない。(とはいえ、札的ほどではないw)
普段見るものとはちょっと違って↓こんな雪崩防止柵のような砂防ダムだった。


やっといい雰囲気になってきた


F2は二段の滝で、右からの支流も滝



釜も深く、右手前の岩壁は切り立っていて、なかなか険しい雰囲気。
雰囲気だけじゃなくて、高捲き実際厳しく、先行したC田さんからザイルをもらう。
普通ならここから、核心続く!!とくるところなのだけど・・・
一つ滝をクリアすると、また平凡な河原歩き、そして突如として本格的な滝が現れる。
この辺りの地形の特徴なのでしょうが、ちょっと不思議な感覚です。

ヘツリはどれもバランスを要求されて楽しめる


その後も続く、滝、滝、滝。
この辺りまでは谷底を歩いている気分だったけれど、一気に空が開ける。
山の端の向こうには、ニセコらしいたおやかな山容がのぞいている。
上から見ればなだらかで美しい山並みのこのエリアにも、こんなに険しい谷が潜んでいることを知っているのは沢屋だけなんじゃないかしら???なんて思ってしまう今日の沢。

軽快に登れた大滝。

本流以外からも湧水が豊富な沢。

そして最後にして最大の核心。まるで滑滝が突然途中で断絶したかのような形。
上からウォータースライダーしちゃったらまさに奈落の底へ落っこちますね

私もSがちゃんも大きく手前右岸からの高捲き、と読んだけれど。。。なんと!

忍者のC田さんはするすると左岸の岩壁を登っていくじゃありませんか

フリーソロだよ


自分も登らなくっちゃ。です。
確保してもらっているので、安全ではあるものの、それなりの垂壁に手をかける緊張感、ピリリ


上から見るとこんな感じ。
枝沢を少し登って、ぶっとい根曲りの藪漕ぎをこなして沢身に下りると、およそ核心は終了。
しばらく平和な沢床を歩いていくと

藪漕ぎも一切なく、湿原に出ます

今まで行ったことのある湿原に出る沢はおしなべて源頭が近づくと迷路のようにくねくねし、笹が覆いかぶさってきたが、ここはそんなことは全くなくて、軽快そのもの。
湿原の情緒を満喫です



オオバギボウシ@ピンボケと秋の空 モウセンゴケ@虫、食べちゃうぞ
帰りは縦走路から

目国内岳登頂。にわかにかなり前に来た冬景色のここを思い出す。

ちょうどアンヌプリと羊蹄が連なって見えました。
新見峠に明るいうちに下山できて終了。
C田さんのナイスリードとお馴染みのSがちゃん節に勇気づけられながら歩いた10時間。ありがとうございました!
美しさと険しさを兼ね備えたパンケ目国内沢、また今年の一名沢候補が増えてしまった

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2011.08.30 / Top↑
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