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◆香山リカお姉さん、小説も書いてるのね。
「精神科医ミツルの妄想気分」

漫画のようにさ~っと読めて、笑いあり涙アリ。
奇妙奇天烈な精神病院に研修医として派遣されたミツル(女)の奮闘。
回復、退院を目標とせず、院内で患者にも役割を与え、病院内で社会を完結させる、、、???
なんていうのは「ありえない」設定なんだろうけど、結構深い問題なんかを含みつつ、軽いカラッとした作品になっているところが、リカ姉さんぽくて好きです。

◆たまには文芸作品
アーダベルト・シュティフター「石さまざま」上巻
19世紀オーストリアの画家であり小説家であったシュティフター。
自然描写がお好きなら、とある人に紹介されて手に取った1冊。
はしがきののっけから文学的で少し難解な文章にけつまづきそうになるが、徐々にその描写の美しさに引き込まれました。さすが画家!
短編の題名は全て「石灰石」「白雲母」「電気石」と岩石の名前だけど、内容は昔のヨーロッパの片田舎に広がる風景とそこに展開する小さな人間の物語。
どれも、静かな中にほっこりするような美しさの余韻のあるまさに「宝石たち」
一番のお勧めと言われた「水晶」は下巻なので、まだ楽しみが残っています。


◆奥田英朗の若かりし頃のエッセイ
「B型陳情団」
社会をちょっと斜めに見たような彼の作品が嫌いではない。
「オリンピックの身代金」はなかなか骨太な社会派小説でもあった。
奥田、B型、図書館で人気作品、というだけで手に取ってみたけど、ちょっとイマイチかな。。。
20年も前に書かれているので、ベースの社会状況が甚だしく違っちゃってるのは仕方ないにしても、斜めを通り越してへそ曲がりの戯言に近いかも。。。
「理解を超えた人々」例えば道路開通なんかで一番乗りする人たちって一体なんなの?とか、編集部に掛かってくるあり得ないクレーム電話、とか、愛車を磨くばかりで一向に運転しない人、とか。
ウンウン、て笑える部分はあったけど、今はこういう話も巷に溢れているしね~



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2010.04.11 / Top↑