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退社後の車の中で聞いた「佐々木譲、直木賞受賞」の速報。
思わずガッツポーズの私でした。

だって、譲さんのファンなんだも~ん
譲さんの小説はほとんど読んでます。
北海道に憧れる東京のOLだった頃、五稜郭残党伝に心躍らせ、戦争三部作はもとより、作品やライフスタイルを通して自分まで馬が好きになり、、、(佐々木譲さんは馬が好きで、道東で馬と暮らしていました(今でもかな?馬を手放すとか手放さないとか、噂では聞いたけど)

ハードボイルドとか冒険小説、硬派と表現されることが多い彼の作品ですが、文体は実は品があるのです。
そのテの小説にありがちな、内容の激しさと取り違えた表現の荒さ、ちょっと男性目線な表現などがなく、かといって気取っているわけではない、そんな文章が大好きなのです。

最近は勿体なくて、新作はなるべくとっておくようにしているので、受賞作は未読です。
普段は図書館ヘビーユーザーですが、今回はせっかくなので、自分の蔵書にしましょう
あー、楽しみだな。

譲さん、受賞おめでとうございます!ってここで叫んでもしょうがないんだけどね(笑)

追記
100115_1418~01
というわけで、早速お昼休みにGETして参りました。
ついでに「このミス」も
今年もよい本にめぐり合いたいものです
人のお勧めで読んでみて、気に入るものも多いので、お気に入りの本ある方、教えてくださいね~
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2010.01.14 / Top↑
「背の目」道尾秀介著
私の本棚Bずさんのmixi日記で知って、手に取った1冊。
ホラーサスペンス大賞(今はもうない新人文学賞)で特別賞を受賞した作品(2004)。
次々に死ぬ人の背中に目が現れるあたりがホラーかな。。
基本的にエロ・グロ・ナンセンス、スプラッタ、ホラーは好きじゃないんだけど、この本は人の愛情や優しさが随所に見てとれて、割と大丈夫だった。
何よりも、これだけの大作を書いた著者が私より若いということに驚き。
この人は最近では直木賞候補にもなってるらしい。

特別賞、でこれだけの完成度なんだから、大賞はもっとすごいのかな?と思って、同年の大賞作品
「九月が永遠に続けば」沼田まほかる著も読んでみた。
こっちはまさしくエロ・グロ・ナンセンスって感じで、私の食指は動かない。
というか、気分が悪くなるような内容だった。
それでも一気に読ませる力を持っているところが受賞に繋がったのかしら?
まあ、小説でこそこういうアブノーマルな世界を読みたい、というのは人間共通の好奇心(?)なのかも知れないですね。

自分ぐらいの読書数(年間数十冊)だと、新人賞モノで冒険するよりは、確かな作家の本を読んでいる方が気分的には楽だけど、たまにはこういう刺激も面白いと思うのでした。
2010.01.14 / Top↑