ジャンダルムを終えてホッとしたのも束の間。
今日は北穂からの下りと大キレット。
ここは以前逆向きで歩いてはいるけれど、なんせ8年前だしなぁ…
などと思いながら出発
この日の日の出はイマイチ
穂高岳山荘を後にして涸沢岳への急登
お、さっそく、この景色覚えてる!
http://kozarun.blog74.fc2.com/blog-entry-700.html
8年前の自分は<ココまで来て穂高に登らないのはどうかと思うけど、西穂からのジャンダルム越えの時までとっておくことにした。>って書いている。やっとそれ、実行したよぉ~
遠ざかる前穂
続く岩場
北穂に到着
ここからが今日の本番かな
山頂直下にあるここの小屋は、20年近く前に涸沢から泊まりに来たことがある
3000mを超す標高で2人で1本半のワインを空けて、翌日は人生初の高山病にかかった、痛い思い
出のある小屋です(笑)当時は高標高でのお酒が悪いなんて知らなかった
北穂山頂から後ろを振り返る。穂高・前穂
北穂からの下り
難しいところはないけれど、落石を起こしそうなのが怖い
飛騨泣きを越えて、大キレットへ
ジャンダルムと比べると、ルートのマークも鎖や足場もしっかりしていて恐怖感は薄まる
でも、それらがなかったらとても歩けるところじゃない
っていうのは、ジャンと同じかなぁ
ジャンよりも対向者が多くなって、待ち時間も取られる
長谷川ピーク・・・かな?
ずいぶんと歩いてきたもんだね…と振り返る
南岳小屋が見えてきた!
あそこでお昼にしよう~
南岳小屋のトイレの貼り紙
小屋番さんたちのご苦労がしのばれます
色々な国の人たちもいるしね
中岳の雪渓下で足を冷やす
これ、最高!
最近、夏道だとどこでもやってます(笑)たまに白い目で見らるけど。
近づいてきた槍ヶ岳
あ、雷鳥!
槍ヶ岳山荘に到着~
山頂は混んでいるから明日。。。
翌朝未明
山頂を残したので、晴れてよかった
自分たちのいる、槍ヶ岳山頂が笠ヶ岳に映ってる
来し方を望む ほんと、よう歩いてきたもんだ
そして、やった~~~! 山頂です
ロープを使うことはなかったけれど、まぎれもなく3人で励ましあったからこそ登れたルート。
ほんとうにありがとうございました!!
そして長々と書き連ねたこのブログを最後まで読んでくださった方がいるとすれば、お付き合いいただき、ありがとうございました。
おまけ
中尾温泉で下山後の身体を癒す
なかしま館の外湯、いいお湯でした ♨
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2018.08.11 / Top↑
今日から本番。
新穂高ロープウェイを使って、西穂山荘へ。
アクセスも楽なので大混雑を予想したものの、結構快適。
ここは北アルプスで唯一通年営業している小屋とのこと。
景色も良いし、一度真冬にも来てみたいものです。
食事も○
翌朝、快晴を予想させる朝焼けのなか、いよいよジャンダルムの先の奥穂高岳に向けてスタート。
山荘から丸山までは平和(?)な夏道
左(西)をむけば笠ヶ岳が
右手(東)には大天井~常念からの稜線の向こうに南アルプス、そのさらに向こう(矢印の下)には富士山までもが見えています
ここまで晴れたら、天候を理由にしての撤退はムリ(笑)
いきなりの爆音にびっくりすると、荷揚げ?のヘリが目前に。朝も早くから、ご苦労様です。
西穂独標までくると、いつの間にか足元が切れたってきました
見えているのは西穂本峰か??
果たして道はあるのか???
振り返ればたおやかな焼岳が、少しづつ遠ざかっていきます
独標を振り返ったところ(多分)
ピラミッドピーク
西穂高岳山頂についた時点で2時間半経過
先につくんと聳えているのが、明日到着予定の槍ヶ岳ですけど、一体ほんとうにあそこまでたどり着けるのか???この時点ではまったくもって自信はなく。されどほかに取る道なし。といったところ。
西穂山頂を振り返る
ひょえ~、あんなとがってたのね?!
まだまだ先は長い
天狗の頭に向かって進む
トラバースしたり
下りたり
登ったり
天狗のコルに下りる
コルってったって、そこ自体がかなりの高度感のあるザレ場なんだけど
そしてまた登る 高度感はだんだん麻痺してくる
空中をヘツる?
北海道で見るクモイリンドウに似ているな、と思っておいちゃんに尋ねてみたら
トウヤクリンドウというのだそうだ
このガレ場に多く咲いていた
この大岩の乗越は唯一迷ったところ
ペンキマークがかすれていて&下からではどこを乗り越えるのか判断に困って少し引き返してしまった。30分のロス。
ついに姿を現したジャンダルムそのもの
これも一体どこから手を付けてよいやら…と思ったけれど、ちょうど先行者が下りてくるところだったので聞くことができた
やっと着いたよ、ジャンダルム!!
ちょっとガスってきた
遥かなる足元が見えないほうが怖くないけれど、そこまで濃くはならず
最後の難所、馬の背の取りつき
やったぁ~~~!ついに奥穂高岳山頂に到着。
奥穂から振り返るジャンダルム
涸沢を見下ろす
本日の宿が見えてきた
小屋までも梯子あり鎖ありの結構な下り
祝!ジャンダルム、無事踏破
1・2日目の足跡
2018.08.10 / Top↑
8月1日から友人と計画したジャンダルム・大キレット
せっかく時間に余裕があるので、前乗りしてどこかほかにも歩こうと画策してみた。
南アルプスにしようか、裏銀座縦走にしようか、はたまた別の友人たちがいくという近畿の沢に同行させてもらおうか、、妄想はどんどん膨らむのだけれど、南方海上の台風が不穏な空気を本州に送り込んでくる。
結局、名古屋に飛んで数日間は山に入れず、最後2日間だけ新穂高ベースで歩くことにした。
新穂高=わさび平=鏡平=双六小屋=三俣蓮華・黒部五郎etc.
営業小屋が豊富で比較的安心なルートを選ぶ。
猛暑の高山で前泊し、朝のバスで新穂高入りすると、9時ごろスタートできる。
台風一過の青空
こんなに天気いいなら、昨日から入山すればよかったかな…
林道を1時間ほど行ったところにあるわさび平小屋
清流が脇に流れ、水が豊富な小屋
炎天下の登山道を、汗だくになりながら登って4時間弱、やっとのことで鏡平に到着した。
ちょうど槍ヶ岳だけに雲がかかってしまって惜しい!(写真中央)
池からわずかで、鏡平山荘。遅い出発ならばここに泊るのもありか。
なんと、かき氷やってるし!♡
下界(推定)38℃の本日ですもの…
そりゃぁ、迷わず500円で注文でしょ
槍ヶ岳も見えてきましたわ
鏡平小屋を過ぎればあと2時間、楽勝楽勝、と思ったのが間違いでした。
ここからは樹林帯から出てしまって、今まで以上にジリジリ炎天下。
ひょえ~、あっつ~
北海道から南下した身には堪えます
弓折分岐を越え、雪田を過ぎると、本日のお宿が見えてきました。
双六山荘の向こうは鷲羽岳か。
素敵な山体で、今回そこまで行く時間がないのが悔やまれます。
この日はさほど混雑もなく、部屋も夕食も快適。
単独で山小屋泊まるといろんな人の話が聞けて面白い。鷲羽・水晶方面や黒部五郎に行く人はもちろん、西鎌尾根で槍に向かう人もいて、表と裏の分岐点(?)キーとなる山小屋なんだな~と納得。
翌朝は日の出とともにスタート。
月の残る朝の空。
まっすぐ双六岳に上がる人もいましたが、自分は巻道ルートで三俣蓮華方面へ向かいます。
チングルマの毛に朝日がさす
コイワカガミはボケてしまったけど、青空にチングルマ
右後方を振り返ると、槍と北鎌尾根がくっきりと
いつかあそこも行くぞ、、、(って何年も前から言ってますけど・笑)
三俣山荘、鷲羽岳方面との分岐
三俣蓮華岳、到着~
素晴らしい快晴のピーク
思わずコーヒーを淹れて30分ほどまったりと
黒部五郎さんに乾杯!次回はそちらにもお邪魔しますね~
裏銀座の景色に後ろ髪をひかれつつ、丸山経由で双六岳へと向かう
山名は三俣蓮華のほうが華やかだけど、今日の最高峰はこちら。
明日から歩く、穂高~槍の稜線がくっきり見えるのも、予定通りで嬉しい。
そうそう、これを見に、わざわざメイン山行の直前に登ってきたのだ。
西側は雲海だったけれど、なんと遠くに白山も見えてしまった。
やー、見えるとどんどん行きたくなっちゃうのよねー(笑)
双六小屋前のテン場 なかなかいいロケーション
帰りも鏡平でかき氷食べて、ちょっと贅沢
北海道では見かけない、ナデシコっぽいこのお花はなんでしょう?
予備山行にしては35kmも歩いてしまい、ちょっと翌日に不安を残す2日間でしたが、
昔からあこがれていた裏銀座を覗きに&槍~穂の稜線を西側から眺めることができて、大満足!
さ、明日から頑張るぞ~
1日目 歩行6h17m 距離13.6km 高低差1552m
2日目 歩行9h40m 距離21.2km 高低差1741m
2018.08.09 / Top↑
雪山シーズンになったので、テンプレートも冬バージョンに。
カミホロの冬景色です。
日曜日はお久しぶりのBのちゃんと。
土曜の晩まで、スキーにするか山にするか??などとあれこれ悩んで、お天気のおだやかそうな支笏湖畔のイチャンコッペ山へ。

支笏湖に下りるヘアピンカーブから。
昔この界隈はスキーで滑ったことはあったけれど、こんなところに登山口あるなんて、知らなかった!(笑)
正直この山は「夏山ガイド」で見ても、グリーンシーズンに登る気には、あまりならない。。。
緑がうっそうとして山頂の眺望もイマイチだし。
この日も雪・曇り混じりで見晴らしはどうかなぁ~? ま、ここまで来たし、せっかくだから一応登ってみますか?!という感じで歩き始めました。
5合目では周囲もガスで真っ白で暗い感じ。あ~あ~、やっぱり今日はダメかな?
と、のんびりお茶タイム。
おしゃべりは登山口からずぅ~っと(笑)

それが、見晴らしの良い8合目に着いたとき、な、なんと急に空が青くなってきました。
!(^_^)/わ~い!
後ろと振り返ると、支笏湖の向こうに見えるはずの風不死岳が、雲の切れ間から頭だけ。
左には樽前山も見えるはずなのだけど・・・
(この後一瞬だけ、流れる雲の向こうに真っ白な樽前が見えた)
こうやって上だけ切り取ると、ネパールかどこかの高山に見えない?!
手前に笹が写ってたらやっぱりだめ?
とかはしゃぎながら。。
山頂から戻ってきた女性4人グループともお互いにシャッターを押しあって、ちらりと見える眺望を楽しんだり。
山頂は平坦で広く、野球もできそうな広さ。
4本爪のアイゼンも持参したけれど、山頂まで長靴でOK~
先ほどの8合目まで戻ると、今度は眼下、ガスの合間に光る支笏湖の湖面が見えてきた。
なんだか幻想的な風景にしばらく見入ってしまう。
少し高度を下げると、風不死までの支笏湖が見えてきました。
小人が出てきそうな、松のトンネルを抜けて。
午後2時ごろには空もすっかり晴れてきた。
おとなりの紋別岳。山頂の電波塔も。
この日は恵庭岳は最後まで姿を見せず。
風不死岳が主役だったかな?!
今度は天気のもっといい日に幌平山経由で来てみたい。
カミホロの冬景色です。
日曜日はお久しぶりのBのちゃんと。
土曜の晩まで、スキーにするか山にするか??などとあれこれ悩んで、お天気のおだやかそうな支笏湖畔のイチャンコッペ山へ。

支笏湖に下りるヘアピンカーブから。
昔この界隈はスキーで滑ったことはあったけれど、こんなところに登山口あるなんて、知らなかった!(笑)
正直この山は「夏山ガイド」で見ても、グリーンシーズンに登る気には、あまりならない。。。
緑がうっそうとして山頂の眺望もイマイチだし。
この日も雪・曇り混じりで見晴らしはどうかなぁ~? ま、ここまで来たし、せっかくだから一応登ってみますか?!という感じで歩き始めました。
5合目では周囲もガスで真っ白で暗い感じ。あ~あ~、やっぱり今日はダメかな?
と、のんびりお茶タイム。
おしゃべりは登山口からずぅ~っと(笑)

それが、見晴らしの良い8合目に着いたとき、な、なんと急に空が青くなってきました。
!(^_^)/わ~い!

後ろと振り返ると、支笏湖の向こうに見えるはずの風不死岳が、雲の切れ間から頭だけ。
左には樽前山も見えるはずなのだけど・・・
(この後一瞬だけ、流れる雲の向こうに真っ白な樽前が見えた)

こうやって上だけ切り取ると、ネパールかどこかの高山に見えない?!
手前に笹が写ってたらやっぱりだめ?
とかはしゃぎながら。。
山頂から戻ってきた女性4人グループともお互いにシャッターを押しあって、ちらりと見える眺望を楽しんだり。

山頂は平坦で広く、野球もできそうな広さ。
4本爪のアイゼンも持参したけれど、山頂まで長靴でOK~

先ほどの8合目まで戻ると、今度は眼下、ガスの合間に光る支笏湖の湖面が見えてきた。
なんだか幻想的な風景にしばらく見入ってしまう。

少し高度を下げると、風不死までの支笏湖が見えてきました。

小人が出てきそうな、松のトンネルを抜けて。

午後2時ごろには空もすっかり晴れてきた。
おとなりの紋別岳。山頂の電波塔も。

この日は恵庭岳は最後まで姿を見せず。
風不死岳が主役だったかな?!
今度は天気のもっといい日に幌平山経由で来てみたい。
2017.12.04 / Top↑
前週は妙義山だったので、この日は札幌のプチ妙義山(?)と言えなくもない、八剣山周辺に散歩に行ってきました。
中央登山口には馬頭観音。
お地蔵さんや庚申塔などが比較的少ない道内にあって、馬頭観音はわりあいよく見かけます。
お不動さん付近には密教ぽいお札も張ってあったりして、トンガリ岩山岳だけに修験者の足跡なんかも想像してしまうのは、熊野帰りだからかも…(書いている今が、です)


そんなわけで、中央口からスタート。
札幌市内でも目立つ形とアクセスの良さからかなりポピュラーなこのお山、実は初めて訪れました。
あのトンガリ山頂の上はどうなっているのかなぁ?
と、15年間ずっと眺めていたという(笑)
想像以上にあっけなく、20分くらいで高度感のある山頂へ。
定山渓方面の眺め
目の前には簾舞、豊滝方面の街並みと焼山、空沼岳、札幌岳が

標高が500mにも満たないのに、この高度感。
麓を見下ろすとジオラマみたい!

西登山口から下りて、山頂を見上げる。
市道を歩いて中央口に戻ろうとすると、「八剣庵」の看板が…
ふらふらと吸い寄せられていくと、こだわりのお蕎麦屋さんでした。
メニューはもりそばのみの一本勝負!
カッコイイ。
サラリーマンを退職されたご店主が、この場所の環境にほれ込んで土地を買い、お店の建物も手作りされたのだとか。
今年の年内の営業最終日とのことで、このお蕎麦に出逢えたわたしはラッキーでした。

そしてまたふらふらと彷徨っていると、今度は馬に遭遇。
アメリカ西部の開拓時代?に迷い込んだかのようなワイルドムスタングさん。
店内のカウンターは、まるで映画に出てきそうな雰囲気。
いつかあそこでバーボンをあおってみたいものです(笑)

あら、馬乗りが帰ってきたよ・・・
などと眺めていると、池のほとりで釣堀をしている小さな女の子を連れているのは、、、
あれ~!おKさんではありませんか。
え~、なんでこざるがこんなところでぶらぶらしてるの?!
と、数年ぶりの再会に、しばし近況報告など。
おKさんによれば、周辺にもいろいろとディープなスポットがありそう。
片道20分で登れてしまう八剣山ですが、半日たっぷりお散歩を楽しみました。
今日はログもタイムも不要ということで~
中央登山口には馬頭観音。
お地蔵さんや庚申塔などが比較的少ない道内にあって、馬頭観音はわりあいよく見かけます。
お不動さん付近には密教ぽいお札も張ってあったりして、トンガリ岩山岳だけに修験者の足跡なんかも想像してしまうのは、熊野帰りだからかも…(書いている今が、です)


そんなわけで、中央口からスタート。
札幌市内でも目立つ形とアクセスの良さからかなりポピュラーなこのお山、実は初めて訪れました。
あのトンガリ山頂の上はどうなっているのかなぁ?
と、15年間ずっと眺めていたという(笑)

想像以上にあっけなく、20分くらいで高度感のある山頂へ。
定山渓方面の眺め

目の前には簾舞、豊滝方面の街並みと焼山、空沼岳、札幌岳が

標高が500mにも満たないのに、この高度感。

麓を見下ろすとジオラマみたい!

西登山口から下りて、山頂を見上げる。

市道を歩いて中央口に戻ろうとすると、「八剣庵」の看板が…
ふらふらと吸い寄せられていくと、こだわりのお蕎麦屋さんでした。
メニューはもりそばのみの一本勝負!
カッコイイ。
サラリーマンを退職されたご店主が、この場所の環境にほれ込んで土地を買い、お店の建物も手作りされたのだとか。
今年の年内の営業最終日とのことで、このお蕎麦に出逢えたわたしはラッキーでした。

そしてまたふらふらと彷徨っていると、今度は馬に遭遇。
アメリカ西部の開拓時代?に迷い込んだかのようなワイルドムスタングさん。
店内のカウンターは、まるで映画に出てきそうな雰囲気。
いつかあそこでバーボンをあおってみたいものです(笑)

あら、馬乗りが帰ってきたよ・・・
などと眺めていると、池のほとりで釣堀をしている小さな女の子を連れているのは、、、
あれ~!おKさんではありませんか。
え~、なんでこざるがこんなところでぶらぶらしてるの?!
と、数年ぶりの再会に、しばし近況報告など。
おKさんによれば、周辺にもいろいろとディープなスポットがありそう。
片道20分で登れてしまう八剣山ですが、半日たっぷりお散歩を楽しみました。
今日はログもタイムも不要ということで~
2017.11.22 / Top↑